もともと人間に備わっている、自分の体を正常な状態に戻そうとする力、これを呼び覚ます方法の一つに断食があげられます。
現代社会に生きる多くの人は、不規則な食事や頻繁な間食で、日々十分、もしくは過剰に栄養を摂取しています。そのため、消化のためにエネルギーを消費している身体状態では、毒素を排出しようとはしないのです。しかし、断食を行うと今まで消化吸収に徹していた状況から解放され、排毒の働きを行うようになるのです。そこで、本来持っている自然治癒力が高まるというわけです。また、消化吸収のために胃腸に集中していた血液が、他の臓器に行き渡るようになって他の内臓機能が活性化されるという効果も期待できるようです。
断食は、胃腸などの一部の臓器に影響があるだけでなく、身体全体に少なからず影響を与えることになるのです。
また、断食により、食べても太りにくい体質に変えることも可能です。
断食というのは、カロリー不足の為、「体脂肪が消費されて体重減」という直接的な効果だけでなく、根本的な体質改善までが期待できます。ポイントは交感神経。交感神経は副交感神経とセットで働き、脂肪の燃焼にかかわっています。しかし現代人は、不規則な生活や仕事のストレスのために、自律神経のバランスが乱れがちです。そこで、断食を行えば、鈍った自律神経系を刺激し活性化できるのです。自律神経が正常化すると、代謝が上がって効果的に脂肪燃焼が行われるようになり、食べても太りにくい体質になれるという訳です。 |